《リョナジャンルに〈固執・妄想・偏執〉して贈るリョナ・オンリーアンソロジー第13弾が登場!》

リョナコミック界の帝王と若き精鋭陣で贈る、描き下ろしアンソロジー全6作品★
表紙イラストは、ロリ絵師broilerが〈密閉された水槽に閉じ込められた少女の恐怖〉を激描!!
いくら今夏が酷暑だからと言って、これはさすがに涼やかさを通り越して、身も心も凍りつきますよね…。

掲載作家と各作品の詳細は下記の《収録作品》をご覧ください。

今号で「ド〜ン」と創刊2周年を迎え、益々もって絶頂〜絶叫〜絶好調な暴虐リョナ式エンターテイメントをお見逃しなく★

《表紙イラスト》
broiler

《執筆作家陣》
岩久月/松本痙/タク/YOSHITORA/戸村水仙/氏賀Y太

《収録作品》
【パラサイトキメラ】岩久月
人間と他の生物との細胞定着に成功させ、新種の生物を誕生させた科学者のネム女史は、水槽の中で徐々に大きくなっていくその深海生物のような姿に驚嘆しながらも、どこか我が子のような存在に愛着を禁じ得ず、それを「イト」と命名するのだった。
そんなある日、ネムの研究に倫理観の欠如を危惧したスポンサーは、今後の研究のストップを命じ、研究所側もそれを承諾。イトは破棄される決定が下された。
しかしそれを承服できないネムは、イトを殺さすまいと研究所を辞め自宅に連れて帰り、水を張った浴槽に彼(?)を放す。
こうして、失職した元女科学者と新種の生物との同居が始まるのだが、日に日に大きくなっていくイトは食欲も旺盛で、
次第にネムの飼育キャパを遥かに超える存在になっていった。そして…。

【草食肉女子】松本痙
意識高い系女子の葉山さんは、菜食主義を啓蒙する合宿に参加。
野菜のみの自然食を始め、ヨガや森林セラピーを満喫する毎日だが、合宿2週間目になって、主催スタッフから合宿プログラムの上級コースに誘われる。
葉山さんは期待を胸に、更なるナチュラリストの高みを目指すが、なぜかスタッフに裸のままドギースタイルで拘束されてしまう。
意味が分からない彼女の前に現れたマッチョな男たち。
男の一人が「今日からタンパク質も摂るんだよ」と言って、巨大なペニスを葉山さんのアソコに捩じ込むのだった。

【巨大イモガイの巣】タク
二人組アイドルのアオイとホノカ、今日は二人仲良く砂浜をバックに水着の撮影。
白のビキニに白い肌が馴染むアオイに、黒いビキニに、これまた褐色の肌がしっくりとくるホノカは、午前の撮影仕事を難なくこなし、プロデューサーの許可を得て、休憩がてら岩場の方へ遊びに行く。
二人は年頃の女の子よろしく、色恋トークに花を咲かせていると、アオイのスマホが着信でブルブル震えだす。
通話のためにその場を離れるアオイ。一人きりになったホノカは、ふと背中に違和感を覚え、後ろを振り向くと、なんと巨大なイモガイが大口を開けて、彼女の頭上に迫ってきていて……!?

【或るエルフ少女の最期】YOSHITORA
森に巣くう三つ首の化け物ディッカーが、背中の両翼で飛翔しながら追い詰めた先にいるのは、一人の非力なエルフ少女。
彼女は「助けて」と懇願するが、エルフを繁殖用の雌畜とするディッカーが耳を傾けるわけもなく、その褐色の、筋肉隆々の腕でエルフ少女の首を絞め上げると、長い尻尾と男根で彼女の下半身を支配し、強●的に繁殖行為を開始。
尻尾でアナルを、男根で生殖器を犯●れ続けるエルフ少女は、痛みと快楽で悶え狂うが、ディッカーは、かまわず口から長い舌を吐き出し彼女の耳穴に忍び込ませ、さらにもう一段階上の行為、脳姦による心身の破壊と雌畜への改造を試みるのだった!!

【愛の手】戸村水仙
その少女が手にしている数百円が募金箱の中に吸い込まれた時、ボランティアの青年は違和感を覚えた。
〈世界中の恵まれない子ども達に愛の手を〉というキャッチコピーが示す今回のチャリティーは、文字通り、貧困にあえぎ、まっとうな教育を受けられない途上国の子供たちへの支援活動であるのだが、目の前の少女は、顔は傷だらけで目もうつろ、今しがた募金箱に放った小銭も、なけなしのお金に違いないと思わせるような印象を持たせる彼女に、青年は「君にこそ支援が必要ではないのかい?」という言葉を胸にしまいこむように、ただ、ありがとうございましたという定型文で、踵を返す少女の背中を見送るしかなかった。
帰宅して、義父に傷だらけの顔を殴られる少女。今しがた募金した小銭は義父の弁当代で、その暴力行為は、弁当もお金も持たず帰ってきた少女に激怒した義父の一発であったのだが、その後も、二発三発と、無慈悲な制裁は収まることを知らず、さらには……!?

【母性強めの小清水さん】氏賀Y太
柔和な表情が魅力的なOLの小清水さん。
彼女の性格は表情どおりおだやかで、仕事に悩む後輩の愚痴にも耳を傾け、やさしく諭し、エールを贈って勇気づける、包容力の溢れる女性だ。
そんな小清水さんも仕事を終えて帰宅。
彼女のその印象から、さて夕食でも作るのかと思いきや、急に服を脱ぎだし裸になるや、「只今、帰りました。ご主人様」と、そこに誰かがいるような体で言葉を発する。
床におでこをつけて「どうぞ今晩も、私を可愛がってくださいませ」と、土下座をしながら「何者」かに懇願する小清水さん。
すると、ベッドの下から「ナニモノ」かが現れた。それは黒々とした、人間と変わらぬほどの大きな〈蟲〉であった。
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